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中国 7.6万人の富豪が海外に移住

2015年03月12日

【新唐人2015年03月12日】近年、ますます多くの中国人が海外に移住しています。最新調査によると、ここ10年で海外に移住した中国人の富豪は7万6千人に上り、世界トップを占めています。

 

総合不動産サービス事業を展開する「ナイト・フランク」の最新データによると、2003年から2013年までの間、中国からは7万6200人の富豪が海外に移住しました。これは中国の富豪の15%を占める数字です。

 

不動産コンサルタント「ナイト・フランク」 紀言迅氏

「現在の4回目の移民ブームは以前のような大手銀行、大手企業だけでなく、政治家や中小企業の経営者などもおり、経済が悪化すると返って、海外に投資する人が増えています」

 

中でも人気のある移民先はオーストラリア、イギリス、アメリカ。香港も人気のある移民先です。

 

不動産コンサルタント「ナイト・フランク」 紀言迅氏

「近いし投資したいプロジェクトも多く、不動産も悪くありません。香港の最も魅力的なところは、香港に来ると資産を中国から引き離せる点です。香港は中国人の世界への飛び板となり、他の国への投資や移民に便利です」

 

調査によると、10億ドル以上の資産を持つ富豪の数がアジアで最も多いのは香港です。世界でも第3位です。

 

一方、ナイト・フランクの報告書は、外国人の富豪に対して世界各国政府が次々新たな課税政策を制定し、さらに互いに情報を共有しているため、移民を通じて資産を海外に移したい中国人富豪が今後直面する障壁は、ますます多くなるだろうと指摘しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/09/a1182973.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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